1. TOP
  2. コラム
  3. フラット35の金利は「固定」がオススメな理由とは?

カテゴリー:

フラット35の金利は「固定」がオススメな理由とは?

金利は固定を進める理由は?

金利は固定を進める理由は?

 

住宅ローンの中でも長期固定金利のフラット35は安定した金利で、安心してマイホームが持てると好評です。
ところがそもそもなぜフラット35はなぜ固定なのでしょうか?長期的に金利が安定しているから返済計画が立てやすい、低金利ならそれが続くなどの理由があります。
しかし実際にフラット35の金利を固定にしている理由があります。
ここではその理由についてご紹介します。

 

 

銀行では変動金利を勧めることがある理由

変動金利は金利が低いときはメリットがあります。
今や超低金利時代なので、変動金利のローンはお得になっています。
ただし短期間で返済するときに限ります。
では民間の金融機関はどうして変動金利を勧めることがあるのでしょうか。
それは借りる側が金利変動した時のリスクを負うことを前提としているからです。
将来金利が上昇した時を金融機関は考えている場合が多いということです。
またフラット35を低金利の時に勧めると、手数料以外は儲けにならないので勧めないこともあります。
実は住宅支援機構が買い取りをするので金融機関にとってフラット35はあまりリスクがない商品です。
ところがリスクがない代わりに儲けが少ないというのが欠点です。
損にはならないけれど、金利上昇の時も同じ(変動金利のように儲からない)なので銀行側は損になることもあります。

最近の住宅ローンの借り換えは多くの人が固定金利を選ぶ時代に

ある経済新聞によると住宅ローンの借り換えに関して、約7割以上の人が固定金利を選んでいるという記事が掲載されていました。
低金利だから実質的には短期間(5年以内)なら変動金利を選んだほうが有利な場合もあります。
それでもなぜ固定金利を選ぶ人が多いのでしょうか。
その理由は変動金利と固定金利の差がさほどないからと言われています。
つまり状況としては妥当な判断をしている人が多いということでしょう。
住宅ローンを始めて借りる方も、借り換える方も金利に振り回されることになります。
昨年度のある金融機関での借り換えはほぼ100%近く固定金利を選んでいるという結果があります。
この固定がすすんでいる理由は、変動金利の指標である短期プライムレートが下がらないからです。
ちょっと複雑ですが、この短期プライムレートは日銀の政策金利によって見直しありますが、金利政策が変わっていないので上げ下げできない状態が続いているということです。
変動金利は通常、金利が下がると得をするように言われていますが、実はこれだけ金利が下がっても金利下落の恩恵が変動金利のローンには働いていないということです。
短期プライムレートが下がらないので基準金利自体が下落しないということです。
また複雑になってしまいましたが、住宅ローンの金利は基準金利と適用金利に分かれています。
基準金利を銀行などによっては店頭表示金利、適用金利を優遇金利と呼んでいる場合もあります。
基準金利は金融機関が自由に決められる金利で、経済状況によっても変動します。
そして適応金利は条件を満たすことで基準金利から一定の金利が優遇(つまり割引)される金利のことです。
例えば借入れの時に自己資金率が2割用意できた人とできない人では割引率が違うようなかんじです。
本来以前に変動金利で借りた人は基準金利が下がればメリットがあるのに、日銀の短期プライムレートが下がらないので各金融機関がその基準金利を下げません。
その代わり適用金利は徐々に下がり、以前から借りている人は金利低下のメリットを受けられないのです。
ここにフラット35をはじめとする長期固定金利を選ぶ人が増加したという理由があります。
適応金利の優遇幅がどんどん拡大しているので固定金利借り換えをする人が多いということです。
フラット35の金利を固定にしてそちらを現在勧める理由はそうした金融政策の一環が大きく影響している結果と言えます。